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[ 単行本 ]
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ハリウッド・ドリーム
・田村 英里子
【文藝春秋】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
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・田村 英里子
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カスタマー平均評価: 4
田村英里子に思いいれがなくとも、アメリカの俳優をめぐる状況は垣間見える書としておすすめできる 日本ではアイドルとして鳴らした田村英里子が、スピルバーグ監督の映画に出たいという子どもの頃からの夢に向かって2000年に単身渡米。大ヒットドラマ『HEROES/ヒーローズ』でヒロ・ナカムラの恋人役に抜擢され、一番近いところではハリウッド大作『ドラゴンボール エボリューション』でも大きな役をつかむまでのおよそ7年を振り返った一冊です。
7年という歳月をわずか150頁で綴るので、かなり端折った感じがします。英語も満足に話せず、アメリカの芸能界での実績がゼロである彼女が大役をつかむまでに味わった苦労や屈辱にまつわるエピソードはもちろんいくつか記されていますが、それでも紙幅が限られているせいか描き方は断片的なこぼれ話の積み重ねであるような印象を与えるもので、意外とあっさりしている気がしました。彼女は演じるのが専門で、筆を持つのは専門外ですから、それも致し方ないところかもしれません。
しかしそれでも映画好きな私としては、アメリカで俳優が役をつかむまでのプロセスには想像を超えたシステムがあり、そのプロセスの最後までなんとかたどりつくために彼女を含め若い俳優たちが様々な手練手管を使っていく様子に大きな関心を持ちました。
無名の俳優たちは自主制作映画にあえてノーギャラで出演してその作品を自分のプロモ素材とするだとか、オーディションでは訊かれても自分の実年齢は絶対に言わないとか、テレビや映画俳優としてやっていくために必要なエージェントはなかなか見つからないので、モデルやCM俳優のエージェントから見つけていくとか、CMにも再放送料金が入るのでフォルクス・ワーゲンのような大手自動車メーカーのCMに出ると結構な収入になることだとか、知らなかった事柄がたくさん紹介されています。
田村英里子という俳優に興味がなくても映画好きなら興味深く読むことが出来るのではないでしょうか。
まさにハリウッドドリーム 彼女がどうやってハリウッドドリームを成し得たのかの
プロセスが興味深く、読みやすい文章だった事もあり、
一挙に読破出来ました。
本書では人間不信、自己嫌悪に陥るような厳しいオーディションや
演技クラスの実情が伝わってきます。
ただ、同じアイドルとしてデビューし、その頃からアメリカ映画に
出演したいという夢を語っていて、単身アメリカに渡り
その夢を実現させた工藤夕貴の存在に触れていないのが不自然なような気がしました。
同じ夢を目指していた松田聖子や、アメリカで大成功を収めたルーシーリューの
事は触れているのですが・・・。
勇気をもらいました♪ 田村さんの元にオファーがやっとやっと来た時、私も「やった??!」って思いました。アメリカでは、かわいいだけでも、演技が上手なだけでも、運が強いだけでも、俳優にはなれない。言葉では言い表せないものが全て揃った時に夢が叶うんですね。「アメリカとは、アメリカン・ドリームを求めて人々が戦い続ける国」という彼女の言葉、説得力があってとても心に響きました。私はふつうの主婦ですが、今の自分のしたいことを大切にしていこうと思いました。この本を読んでから、日本の俳優の演技の下手さに、「あ?、日本はのんびりした国だなー」と、良くも悪くも思う今日この頃です・・・。
本人の努力が伝わってきました 読んでいる途中、“もし自分が同じ状況だったら挫折してしまうだろう・・”と
思う部分がたくさんありました。見えない未来を切り開いていく彼女の努力が
リアルに伝わってくる本です。
今後の田村さんのご活躍を日本で楽しみにしたいと思います。
自分を信じ抜くこと!チャンスは自分から掴みにいくこと! 以前、田村さんが語学系のテレビ番組で、アメリカに渡る夢、そのための準備、そして渡米してからの奮闘ぶりや苦労された話を聞いて、大変感銘を受けたので、この書が出たと聞いて、早速手に取りました。
行間からは、とても書き尽くせないほどの相当な逆風の中で、挫けそうになりながらもタフに生き抜いてこられたことが伝わってきて、共感するとともに奮い立たされる思いがしました。
ぜひ、もう少し時間を置かれて、時が来たら、今回書ききれなかった田村さんの思いや経験をもっともっと深くお聞かせいただけたら嬉しいなという期待の気持ちを抱いて、読み終えました。
真っ正面から自分と向き合うのって、本当につらいこと。まして、サバイバルな環境の中で否が応にも自分というものを突きつけられたら、なおさらですよね。
次作も待ってます!ご活躍を心から応援しています!!
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[ 単行本 ]
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黄色い涙―西暦一九六三年の嵐
【エム。シィオー。】
発売日: 2007-04
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
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カスタマー平均評価: 4
昭和風味。 本屋さんの店頭でも中身が見られないのでずっと気になってました。
で、ある日、ついに購入してみることに☆(下↓の方のレビューも参考にしつつ)
この本全体(もちろん写真を含んで、)で素敵です。
写真一枚一枚ちゃんと黄色い涙の世界に思えるし。(まだ予告しか見てないけど・・・
この本の主な内容(目次)は
*撮影時の嵐の写真たち。
*各メンバー(役柄)(紹介文etc.3ページ+写真たち=)28ページずつ。
*各メンバーへのインタビュー8ページずつ。
他、監督・脚本家の言葉など。
値段は結構張りますが、
装丁のこだわりというか、昭和風味というか、上品さというか、
そういったものに触れて、妥当なのかな、と素人なりに思います。
ページの紙質も、昭和を描いた映画での写真を素敵に演出してます。
素朴だったりノスタルジックだったりするこれらの写真が
映画の雰囲気をちゃんと伝え残しているだろうと思います。
「”黄色い涙”と嵐が両方好き。」
っていう人はきっと買って後悔ないと思います。
本棚に置いて、時々めくって、大切に一緒に時代を過ごしていく、
それが似合う感じの写真集じゃないかな、と思います。
黄色い涙が好きな人なら ハードカバーに上質紙、たっぷりの余白と、凄く贅沢な作りの本です。映画『黄色い涙』が大好きな私にとっては、ずっと大切にしたい一冊になりました。単なる「嵐写真集」の側面だけを期待する人には物足りないかもしれません。あくまで映画関連書籍だと思います。
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[ 大型本 ]
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恋姫・夢想 ドキッ★乙女だらけの三国志演義 公式資料集 (JIVE FAN BOOK SERIES)
【ジャイブ】
発売日: 2008-12
参考価格: 2,499 円(税込)
販売価格: 2,499 円(税込)
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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kauluwehi
・長谷川 潤
【幻冬舎】
発売日: 2008-02-25
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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・長谷川 潤
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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『Lの世界』 オフィシャル・ナビゲートブック 日本語版
・Kera Bolonik
【ぴあ】
発売日: 2008-09-30
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 2,520 円(税込)
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・Kera Bolonik
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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やっと。やっと!―パニック障害からぬけ出せそう…
・大場 久美子
【主婦と生活社】
発売日: 2009-03
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
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・大場 久美子
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カスタマー平均評価: 5
優しく、分かりやすく 女優、大場久美子のパニック障害と戦った日々の自序伝的エッセイです。
第1章 ある日、私に起きたこと
第2章 パニック障害を自力で治そう、そう決めました
第3章 生きてきた道を振り返り、原因をさぐってみれば
第4章 そして生き地獄を味わった2ヶ月間のこと
第5章 今。足りない自分を受け入れて…
この五章からなるストーリーはとても分かりやすく、優しい書き言葉で綴られています。
辛い時にはこんな方法があるよと、優しく手を差し伸べてくれるそんな一冊です。
同じ、パニック障害で悩まれている人には手引きバイブルになりそうな一冊ですし、病気でない方にも、パニック障害と言うものを理解するに、とても分かりやすい一冊です。
とにかく、読むにつれて女優大場久美子さんの優しい人柄が伝わってきます。
人を思いやる心、優しさを持つ心、前向きな心、女優大場久美子さんの心を込めた一冊です。
どうか、お手元にに一冊いかがでしょう、優しい気持ちになりますよ、元気を頂けますよ、ハピラキで過ごしませんか。
メディアミックスの新しい形 この本は、著者による「パニック障害」への挑戦状。
著者はパニック障害真っ只中、毎日ブログへのカキコミをしている。
少し強気で、苦しさを隠しながらのカキコミ。
他の同じ症状の人に勇気を与えるためか、言ってもどうせ伝わらないと考えたのか、明るいキャラを崩すことなくブログを進行させている。
しかし、時は流れ著者本人も自分の症状を明らかにする事により、同じ障害に苦しんでいる人の救いになる事を信じてこの本を書き続ける。
ブログと同じ語り口で…。心の動きを赤裸々に詳細に表現している。
この本を、当時書いていたブログと対応させる。
特にアップされている写真に注目。
本を読みながら確認すると、初めて著者の苦しみが心に届く。
わがまま病だ!甘えだ!等の批判をおそれ、自らの病気を隠してしまう。隠すことがパニック障害に一番辛い我慢。
著者は当時のブログの謎を解く事によって、症状への対峙する方向性を提示し、今まで他の著者のできなかった「症状に対応した佇まい」を表現することに成功している。
この本は、このまま読んでも納得はいくが、あまりにももったいない。同時進行するブログ、特に表情を見ながら読むことをお勧めする。
2007年7月のブログ(エトセトラ)を!
彼女は、何を乗り越えたのだろうか?
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[ 単行本 ]
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名前のない女たち―企画AV女優10人の人生
・中村 淳彦
【宝島社】
発売日: 2009-03-06
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
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・中村 淳彦
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カスタマー平均評価: 3
お疲れ様でした お店に行くと「今週の人気ベスト10」みたいなランキングを目にします。本書に登場するのはそういったランキングとはちょっと縁がない「企画系」とされる女優さんたちです。
私は女優さんの経歴といったものには無知だったのでなんとなく購入。色々な生いたちが紹介されていますが、なかには衝撃的な半生や私生活も紹介されてあり驚きました。
紹介されている人達のAVに対する考え方が色々である点が印象に残りました。ある人は単純にお金が欲しい、引退したら無かったことにしたい。しかし、別のある人はもっと良い作品に携わりたいし、自分が関わったということを記録に残したい。などなど。
ちなみに紹介されている方々は全員引退されている模様。私もAVにはよくお世話になっているのですが、「お疲れ様」という気持ちと筆者のあとがきにある最後の文章と同じ気持ちになりました。
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[ 単行本 ]
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『エデンの東』公式ドラマガイド 1
【講談社】
発売日: 2009-04-10
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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1週間でマスター 斉藤ひろしのシナリオ教室
・斉藤 ひろし
【雷鳥社】
発売日: 2006-03
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
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・斉藤 ひろし
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カスタマー平均評価: 5
実績ある人だから。。。 シナリオ、脚本教則本の類の中では、異彩を放っていますね。一言でいうと「シナリオ独学ノススメ」です。
自分も含め世にシナリオライター志望者(実作者、シナリオって何?と調べ始めた人、夢みているだけの人)は正に云百万人にのぼるといわれています。
”名実”共にシナリオライターになる方法、実は独学しかないんです って教えられた気がします。
内容詳細は別の方のレビューを参考にしてもらえればよいと思いますが、他の教則本を数冊読んだ後この本を読んでみてください。きっと何か感じるはずです。
いろいろな意味を含めて。
かなり革新的なシナリオ入門書 語り口がかなりおもしろく、軽妙なのでタイトルの一週間どころか下手したら一日でも読み通せる。
しかしこの本の画期的なところは、ハリウッド脚本術的な「葛藤を生み出す」といった作話術を一切否定していること。「そんな上手い技術が本当にあるのなら、その発明者は例外なく億万長者だろ」とか「そんなものはいい映画だけでなく悪い映画にも全て当てはまる」とか身もフタもないが、核心をついた指摘がなされている。
かなり挑戦的な本なのだが、力を入れて語られていることはプロット書きやハコ書きの要領で、シナリオスクールでも繰り返される基礎の基礎だったりする。
この本には場面転換などのテクニック類の説明もほとんどない代わりに、最後に著者の脚本と推薦映画リストが収録されている。要するに「変な理屈を勉強するぐらいだったら本当の脚本と映画を見ろよ!」ということなのだろう。収録されている「遊びの時間は終わらない」はかなりの傑作。著者もそれなりに過激なことを語った後に出す自作なのだから、相当自信があるんだろうな。
シナリオ初心者は、シナリオ執筆の要領を一通りマスターしたら、ひたすら書くか実際の作品を見て技術を磨くのが一番。その点この本は最高なのだが、シナリオ技術についてはかなり不親切。不安を感じる向きは新井一の「シナリオの基礎技術」と併読したらいいだろう。
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[ 単行本 ]
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クリエイティヴ脚本術―神話学・心理学的アプローチによる物語創作のメソッド
・ジェームス ボネット
【フィルムアート社】
発売日: 2003-06
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
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・ジェームス ボネット ・James Bonnet
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カスタマー平均評価: 4
参考になりました。 ヒーローズジャニー、ライターズジャーニーに関連する書籍として拝読しました。
何をどのように役立てればよいのか、非常に難しい本です。
自分自身はシュガーコート理論は大変参考になりました。
映画製作には使えない 映画のシナリオを描く時の具体的な物語の書き方は、ほとんど参考にならない。
天才型の作者 「ヒーローの旅」についてのところは基本的で分かりやすいので、良いですが。本書のメインらしき「ストーリーホイール」などはあまり話に意味がなく、ただ作品を種別しただけに終わってる気がします。「クリエイティブテクニック」「ストーリー錬金術」の項はタイトルこそ魅力的ですが中身がなく使えない感じがします。
問題は著者の感性がやや天才気味であることです。用語をどんどん勝手に作ってしまうし、テストと称して自分の作ったモデルの中を歩くなど、非常に空間認識力に長けていることが伺え、凡人にまねできるとは思えないところがあります。長島監督みたいに「ボールが来たら、ギュッズバー」なノリがあって参考にはしにくいと思います。それとユング心理学をかなり重要視して話が進むので、それを少しは知らないと訳が分からないはずです。
ハリウッドのプロットライティングを十分に知った人が、他のアイデアを探すために少し覗いてみる本です。
普遍的なスピリチュアリティと通じる、驚愕の秘伝書。 気楽に自分で小説でも書くかなと思ったときに、参考にしようと手に取ったのが本著だった。
が、読んでみて腰が抜けるほど驚いた。
何となればこれは、物語を書くためのノウハウ本ではなく、シャーマン、つまり魔術師や呪術師といった類の人間が、魔術を使うときに用いるロジックそのものだったからだ。
要するに、著者は「人の心を動かす物語を創作することの本質とは、本来シャーマニックなものなのだ」という暗喩(メタファー)をそこかしこに仕込んでいるのだ。
で、読者に対して「君はその領域に来るかね?」とでも言わんばかりに挑戦している。それだけでなく、そのための材料もすべて提示しているのだから、憎いことこの上もない。
そんなわけだから、間違っても「ただの創作ノウハウの解説本」だなどと最初のわたしのように勘違いすると、貴重な叡智を見逃してしまう。
著者は人類に普遍的に求められている「本物の物語」とは何かを解説し、古今東西の神話や文学、映画などの批評ポイントを教え、あまつさえ、読者が「本物の物語」を創作できるようなレクチャーまでしているのだ。
内容的には、既に完成されており、これ以上の理論が今後出てくることは想像しにくい。海外でも著者はこれ一冊きりしか出していないくらいだ。
本棚に一冊置いておくべし、だ。創作家としての自分が「本物」になろうというとき、真価を発揮するものと思う。
で、本著の理解を深めたい場合には、著者が参考として薦めている心理学やジョセフ・キャンベルなどの他、個人的にはシャーマニズムを軸にして、東西の魔術や呪術、海外ならエリアーデ、日本なら柳田国男、折口信夫、白川静、中沢新一などを片っ端から漁ってみるといいだろう。
創作家としての力量が根源的に変わることを保証する。
物語研究に重要だが、映画制作には不要 著者は、アメリカに多くある脚本スクールのカリスマ講師のひとりです。原著は1999年に出されたものですが、ヴォーグラーの『神話の法則(The Writer's Journey)』1999と似た内容となっています。というのも、どちらも、神話学者のキャンベルの『千の顔を持つ英雄』1949の理論を脚本制作に応用しようとしたもので、先を争って出版したものだからです。
物語分析の理論としてはおもしろく、作品の評論をする人は必読ですが、脚本制作手法としては、まさに神がかっており、この理論に従っても、ありきたりの物語の亜流しか創ることができません。それゆえ、映画学の人はぜひ読んでよく理解しておくべきですが、脚本を書きたい、映画を撮りたいという人が読むにはまったく時間のムダです。
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