カスタマー平均評価: 5
楽しみました! 電車内で笑いっぱなし! ファン同士の文通には、相手の好きなスターの写真や シールを貼ってあげるのはちょっとしたマナー。(p.46)など、ディープな宝塚ファンを見事に描いています。 「素敵々々は入門コース」 スターを素敵ステキといっているうちは初期段階、 けなし始めたらそろそろ危ない。 「コレコレコレで、○ちゃんてばもう本当にダメなんだからー」とか 「歌ヘタです。踊りモタつきます、すみません」、 なにもアナタが謝ることないでしょうがー。(p.92) 「あの方が退めてやっと宝塚が見れる」 あの方が退めてやっと心静かに舞台全体をくまなく見れるようになった。 嬉しいような切ないような。 あの方が出ているときは指の動き一つでも見逃せなくて、 ほかが全く見れなかったもんだから。(p.100) またすごいエピソードにも事欠きません。 芸能界で活躍するのも悪くないけど……。 「退めたとたん、急に女らしくなよなよして、 素敵さでは"彼"より数段おとる男優と組んで、 女を誇示して媚びるようなミュージカルだけは やってほしくないナ、絶対ヤダ」 と、さかんに言ってた人の大切なスターが、そのものズバリをやってしまった。 「ああ、つらい、つらい。観たくない々々」 と言いながら、ちゃんと三回通っていた。 別のスターの同様のケースでは、 特にそのスターのファンではない人が休憩時間に、 「あんな女の姿になってかん高い声で歌わされて可哀そう」と涙を流していた。 本当は男の格好の方が「あんな姿」なのだろうが、 その辺はもう、わけがわからない。(p.110)
|